DV加害者がDVと自分に向き合うブログ

ある日突然DV加害者となったkuroが、DVと自分に向き合い感じたことを、当事者の立場から綴ります。

私のこと①





かなり更新が滞りました。
このブログを始めるにあたり、私自身未だ問題を抱えたままの状態であるにもかかわらず、最初からたいそうなことを並べて、自らハードルをあげてしまったせいで何をどう書いたら良いか全くわからなくなってしまい、下書きだけが増えていってました。笑

ですので、もう少し肩の力を抜いて、書きたいことを書いていこうと思います。

自分の事を書くにあたって、時間を追って掘り下げて書いていくつもりでしたが、書いているうちに気持ちが参ってしまう事に気がついたので、他の事も書きながら、小出しにしていきます。笑






簡単な概要



私kuroはDVの加害者とされた者です。

当時の私kuroは、ある地方都市でそれなりにお堅い職業に就く30歳で、妻は3つ下の27歳、娘は2歳半でした。

妻と娘は2015年3月9日に家を出て、数日後にシェルターに入ったことを知りました。

その後、弁護士からの連絡があり、調停から協議を経て、同年8月に離婚が成立しました。

離婚成立後もなんやかんやあって、私は10年近く勤めた職場を2016年2月末付けで退職する決意をし、この記事を書く現時点は有給消化中と言う状況です。

次の職はベンチャー企業の電話営業で、これまでとはまったく違った業種にチャレンジする事になりました。

3月に妻が子供を連れて家を出てから、一度も娘には会えていません。




今自分が思うこと


現在の私は、本当にツラくて生きていくのさえしんどい状況からは解放され、前向きに生きることが出来るようになりましました。
とはいえ、今私はまさに渦中にある状態です。

その中で今私が一番に考えていることは、この問題で一番の被害者である娘に対して、今自分が何を出来るのかと言うことです。

元妻は現在、私からの連絡を拒否し、弁護士を手放さず、離婚の際に公正証書にも記した娘との面会交流の話も一切進めようとはしていない状況です。

こちらから調停を申し立て、面会交流を求める事は可能ですが、親権を持ち、娘と一緒に暮らす元妻が私と娘の面会を拒否する以上、私が無理に会おうとすることは娘にとって余計な葛藤を生むことになってしまうのでは無いかと感じています。

そんな中で今私が出来ることは、いつか会える娘が自らの力でこの問題に向き合ったとき、「パパはこうだったんだよ。」と嘘偽り無く私から見たストーリーを伝えることが出来るようにしておくことだと考えました。

このブログもその一つです。

いつか娘がこのブログを読む日が来ても、恥ずかしくない自分で居るために、毎日を過ごしていこうと思っています。

間もなく10年近く務めたお堅い職業を辞め、新たな仕事を始めます。

これまでの職業柄、書くことを躊躇していた事柄なども書きやすくなるので、これからすこしずつ更新をしていこうとおもいます。

また、今までは私自身の真の変化のために様々な学びを続けてきてはいました。
今後はそれに加えて、今度は私が当事者のために手をさしのべることが出来るようになるための学びも、同時に進めていこうと思っています。

これから始まる新たな生活の中で、私が何を何処まで出来るかはわかりませんが、しっかりと前を向いて、怠らずに取り組んでいこうと考えています。




終わりに


いつか娘が読んでも恥ずかしくないようにと意識するあまり、かっこつけようとし過ぎてしまい、書きたいことがうまく書けなくなってしまったり、書くことが辛くなってしまっていたのですが、これからはあまり気負わずやっていこうと思いますので宜しくお願いします。